Project-dana

プロジェクトダーナとは

プロジェクトダーナとは、ハワイ・モイリリ本願寺のご門徒の提唱からはじまった
「お年寄りや障害者を支援するための活動」です。

「ダーナ」とは、日本語で「布施」を意味します。つまり、「高齢者や障害者のために自分の時間を差し出し(布施し)、自分にできる範囲の手助けを行う」という大変シンプルなコンセプトのボランティア活動です。

ハワイの浄土真宗の僧侶・門徒らが中心となって、仏教精神の根本にある「布施」の精神を広めることを目的としてはじまった活動ですが、現在ではハワイの30の寺院、また寺院の他にもキリスト教、ユダヤ教など宗教を超えてさまざまな組織が参加し、全世界に31ヶ所の拠点を持つ大きなプロジェクトへと発展しています。そして、それぞれの活動地域において大変高い評価を得ています。

Project-dana-TOKYO

プロジェクトダーナ東京の活動内容

プロジェクトダーナ東京とは、築地本願寺内の仏教総合研究所を拠点として行われる、傾聴ボランティア活動です。

お話の相手をさせて頂くだけであって、カウンセリングのようにアドバイスを与えるものではありません。また、勧誘目的の活動でもありません。

傾聴は、心の援助(自分の存在を認めてもらうこと)につながります。話し相手の尊厳を大切にしながら、様々なお話を僧侶・門徒らが傾聴させて頂きます。

つまり、「話を聞かせて頂くことをとおして、寺院の近隣の人々や地域社会に貢献する」、それがプロジェクトダーナ東京のテーマです。この活動を通して、多くの方々がつながりの大切さを感じて頂ければ幸いです。

現在、首都圏の養護老人施設等で活動をおこなっております。この活動に興味・関心のある方は、仏教総合研究所までお気軽にお問い合わせください。