1. ホーム
  2. 活動報告(NEWS)
  3. プロジェクトダーナ特別編~被災地での傾聴活動~

活動報告(NEWS)

プロジェクトダーナ特別編~被災地での傾聴活動~

2011年06月02日

プロジェクトダーナの活動は主に寺院の近隣地域で展開しておりますが、

現在プロジェクトダーナの特別編として、被災地での支援活動にも参加

しています。以下の文章は、普段ダーナに参加している木原氏による

被災地での活動(炊き出し+傾聴)レポートです。

 

IMG_4162.JPG

築地本願寺(宗務首都圏センター)の被災者支援活動(炊

き出し)に参加させていただき、その一環として被災地にて

傾聴ボランティア活動を行いました。

 

会場は福島県田村市の避難所。廃校となった小学校に

200人近くの方が共同生活をされています。建物に地震

の影響はなく、高速道路が近く交通も至便なことから物的

支援には比較的恵まれている場所であるそうです。屋内で

遊ぶお子さんやストレッチなどの体操をされる方もいらっしゃいました。一方、やはり疲れが

たまっているのか、お年寄りの中には体調のすぐれない方もいらっしゃるようです。

 

避難所に着いたら炊き出しの準備。築地から届けられる温かいお食事は被災者の方

からも好評をいただいているそうです。今回は「生のお魚が食べたい」という声から

まぐろのづけ丼を用意しました。築地本願寺併設の日本料理店、「紫水」料理長の指導

を受けて盛りつけを行い、現地のボランティアスタッフさんの手を借りて皆様にお配りします。

丼を持って行く先々で、「おいしかった」と大変喜ばれました。

 

午後から傾聴ボランティア活動を開始。僧侶一同がそれぞれの部屋を回り、お話し相手

をつとめさせていただきました。この避難所で生活される方の多くは農業に従事されて

いたそうです。地震の被害は大きくなかったものの、ご自宅が原発の計画的避難区域内

にあることから避難所での生活を余儀なくされたそうです。話に出て来たのは健康上の

不安、育てていたお米のこと、遠く離れたご親戚のお話など。辛い話題もありましたが、

傾聴を続けるうちに表情が少しずつ穏やかになっていくのが分かりました。遠方からやって

きた私たちの労をねぎらって下さる方もおり、温かい人柄に触れて頭が下がる思いを

しました。

 

被災地での活動を終えて、震災からの復興には長い時間がかかることを痛感しました。

私自身は被災地に頻繁に出向くことはできませんし、できることもごく限られています。

それでも、お会いした皆さんのことを思い、できる形で長く支援を行っていければと思い

ます。次にお会いするときには皆さんが少しでも笑顔になっていられればと思うばかりです。

一覧に戻る

このページの先頭に戻る